自分の人生の方向性(1)
2011年4月に社会人になって
2015年6月に新卒で入った会社を辞めた。
2015年7月に今の会社に入って
たくさんの失敗をして
更に失敗を繰り返して
信頼が崩れて
自分の人生を見直すタイミングになった。
何も成長しない、何も恩返ししない、
そんなクソみたいな自分。
それでも変わらず大きな愛情をもって
自分のことを包み込んでくれる
自分の人生において
本当に大事な大事な人がいる幸せ。
自分はこの人に人生をかけて恩返しすることを誓う。
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これまで、自分は何をしたいのか、
全く明確ではなかった。
ただ漠然と、「偉くなりたい」「肩書がほしい」
そう思っていた。
今考えれば
それはただの自己顕示欲を満たしたいものだった。
「誰かに称賛されたい」。
くそみたいな人生観だった。
今回、自分の人生を見直すことになり、
改めて自分は人生で何をしたいのか、
ぼんやりと考えていた。
その時頭に思い浮かんだこと。
「企業の売上アップに貢献したい」。
新卒で入社した会社は、研修会社だった。
中小企業の経営者相手に「研修どうですか?」と
営業をしに行く。
断り文句だろうけど、半分は事実であろう
「人材育成よりも売上を上げることが先決だよね」。
営業をする度にもどかしくなっていた。
「経営者が求めていることは
人材育成なんかじゃない」
卵が先か、鶏が先か、という話はあるにせよ
それでも「人材育成」は「売上アップ」を達成するための
一つの手段でしかないし、
どうしたって経営的にある程度余裕のある企業しか手を付けられないのが実態だ。
それが自分は嫌だった。
今、本当に悩んでいる経営者・企業のためになりたい。
そういう思いを確かに持っていた。
ただ、その気持ちは日々の業務によって
霞んでいく程度のものだった。
~つづく~